おおきなライオンとちいさなぼくのなかよし友だち絵本垂石眞子「ライオンとぼく」

「ライオンとぼく」垂石眞子

ライオンとぼく
垂石眞子/作 偕成社

ぼくの仲良しは、大きなライオン。
ある日、ぼくはライオンを家に招待した。
すると、お父さん、お母さん、お姉ちゃんは、裸足はだめだの
服を着れだの、口の中に食べ物を入れてしゃべらないだの
ライオンに注意はかり。おとなしくいうことを聞いていたライオンですが
突然怒りだしたのは、ぼくのほう。お行儀のいいライオンなんて!
「そんなライオンなんてつまんない!きらいだー!」と、大声で泣き叫びます。
ライオンは、われにかえり、ケーキを口いっぱいほおばり、くつをけとばし
ぼくと外へとびだして、ふたりで無邪気にはしゃぎます。

ライオンが友だちなんていう夢のようなおはなしを
垂石眞子さんが、のびのびやさしく描いています。

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