19世紀のパワーショベル、蒸気ショベルの絵本「マイク・マリガンとスチーム・ショベル」バージニア・リー・バートン&いしいももこ訳

「マイク・マリガンとスチーム・ショベル」

「マイク・マリガンとスチーム・ショベル」
バージニア・リー・バートン/作

いしいももこ/訳 童話館出版

マイク・マリガンは、きれいな赤いスチーム・ショベルを
持っていました。名前は、メアリ・アンと言いました。
マイクはメアリの仕事ぶりに自信を持っていていました。
運河を掘ったり、高い山々を切り開いて、汽車が通れるようにしたり
ハイウェイを作るため丘をけずったり、飛行場やビルの地下室も
作りました。

そうして、マイクとメアリは何年も一緒に、一生懸命働きました。
ところがそのうち、新式のショベルが登場して、マイクとメアリの
仕事をみんな取り上げてしまいました。
マイクは、メアリが大好きで、とても捨てることはできません。
そこで、マイクはメアリと一世一代の大仕事をすることを決めました。

ホッパビルという町の市役所の地下室の穴を1日で掘ってみせると
断言したのです。ほんとうにできるのか、ふたりの仕事を見るため
見物客が大勢集まります。

マイクとメアリのふたりは 大活躍し、その後、まったく新しい仕事を任されます。ふたりはこれからも一緒!

すてきなハッピーエンド 。
バートンの巧みなお話と絵が最高です!

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