1978年版★絶版★パット・ハッチンスのクリスマス絵本「ぎんいろのクリスマスツリー」

ぎんいろのクリスマスツリー パット・ハッチンス

ぎんいろのクリスマスツリー
パット・ハッチンス/作 渡辺茂男/訳 偕成社


ハッチンス独特の装飾とクリスマスカラーっぽい彩色で
デフォルメされた動物たち(編みぐるみの動物のような)
主人公のりすと友だちのあひる、ねずみ、きつね、うさぎが登場します。

クリスマスの前にりすは自分の木を飾り付けしました。
いらぎとつた、あかいきいちご、枝中にはまつかさとむぎの穂
るみにやどりぎ。とてもセンスよく素敵に見えます。
も、りすは気に入りません。
あたりはすっかり真っ暗になりました。
その時、木の一番真上に、銀色の星が輝きました。
りすは大喜び!このクリスマス・ツリーを贈りものとして
ともだちみんなに見せることに決めました。

ところが、朝になると美しい銀色の星はなくなっていました。
りすが星を探して、友だちのところへ行くと、あひるもねずみもきつねもうさぎも
何か隠しているではありませんか!
誰かりすの星を持っているのでしょうか。

クリスマス・イブの日、みんなは贈りものを持ってりすのところへ
やってきました。

さて、ここからがおはなしのとても面白いところです。
つぎつぎとみんなの贈りものが披露されるのですが
贈りものの形や感触、ものの名前が 、 まるでことばの教科書のようです。

りすの期待を裏切り、だれも星をもっていません。
最後にりすの番がやってきました。
あたりはもう暗くなり、雪も降ってきました。
ちょうどその時です!ツリーの上に一番大きな星が!
クリスマスツリーはみごと銀色に輝きました。
「クリスマスおめでとう!」りすはみんなにささやきました。

こんな素敵なクリスマスツリー、ほんとに見てみたいものです。